赤穂民報
国境標石、高瀬舟船着き場跡など探訪(11月27日)
赤穂市、備前市、上郡町であまり知られていない史跡を探訪するバスツアーが26日にあり、歴史愛好者ら31人が参加。市町境界にある備前播磨国境標石、西国街道沿いに残る明治天皇駐輦(ちゅうれん)跡記念碑などを巡った。
市民有志の「東備西播定住自立圏域史跡探訪会」(西田美恵子会長)が主催。圏域内に4カ所現存する国境標石のうち、綱崎(赤穂市鷏和)、船坂峠(備前市三石)、山伏峠(上郡町八保丙)の3カ所を見学したほか、東有年では柳原本陣跡や高瀬舟船着き場跡なども訪れた。
車窓からの見学を含めて約20カ所を訪問。同会は「あまり訪れることのない史跡地だったので、興味深く見学してもらえたのでは。これからも歴史文化遺産を地域の資源として発信していきたい」と話している。
(播磨国と備前国の国境標石を訪ねた史跡探訪ツアー=主催者提供)
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