赤穂民報

「スウィーツ甲子園」初のグランプリ(12月2日)

 障害福祉サービス事業所の製菓コンテスト「第9回スウィーツ甲子園」(11月23日、神戸市中央区・元町商店街)で「赤穂塩ラスク」がグランプリ。兵庫県勢として初めての栄冠に輝いた。
 製造販売元の「ほのか工房」(社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団運営)は「利用者とスタッフで力を合わせて頑張ってきた結果が認められた」と受賞を喜んでいる。
 赤穂塩ラスクは焼きたてのフランスパンに赤穂の天塩をじっくりとしみ込ませ、北海道産高級バターと砂糖で味付けた同工房の人気商品だ。今年4月、「忠臣蔵のふるさと」のキャッチコピーと赤穂城の写真を印刷した手提げタイプのパッケージに一新。10月の兵庫大会で念願の初優勝を遂げ、県代表に選ばれた。
 今大会には近畿と四国の6府県から各代表が出場した。各チームが商品の魅力や特長をプレゼンでアピールし、試食した買い物客が最も気に入った商品に投票。審査員による採点と総合して順位を決定した。
 同工房は今後も砂糖に黒糖や粉糖を試したり、義士の図柄をあしらったパッケージを検討したりなど商品改良に取り組むつもりといい、製造に従事する大津の田中美穂さん(46)と有年楢原の西中恵子さん(43)は「もっとおいしくなるように、たくさんの人に買っていただけるように心を込めて作ります」と声を揃えた。
 「赤穂塩ラスク」(10枚入り)は1箱450円。お徳用ファミリーパック(350円)、小型サイズ5枚入り(150円)などもあり、加里屋のプラット赤穂2階店舗(Tel56・9660)や市内の一部宿泊施設などで購入できる。

(「スウィーツ甲子園」グランプリを喜ぶ「ほのか工房」のみなさん)

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