赤穂民報
世界十一カ国で読まれている絵本(12月16日)
ベルギーの新鋭作家によるネズミの仕立て屋の物語です。
ネズミのリセロットは森の仲間のために服や帽子、マフラーなどを仕立てて喜ばれています。
ネズミだけでなく、モグラやリス、アライグマ、アオゲラ、フクロウそしてイタチにウサギ…。
最後に、みんなが怖がっているオオカミが帽子を作ってくれと言ってきました。
さてどうなったでしょう。
読み終って思ったこと、これは森の動物たちだけの話ではなく、今日の私たちの物語ではないかと。
動物が大好きな子どもたちは、この絵本をどんな思いで読んでくれるのでしょうか。できることなら、教えてもらいたいものです。
* * *
『したて屋リセロット』○文/ナディーヌ・ウォルター○絵/カンタン・グレバン○訳/宮本佳枝○ひさかたチャイルド
(『したて屋リセロット』 ○文/ナディーヌ・ウォルター ○絵/カンタン・グレバン ○訳/宮本佳枝 ○ひさかたチャイルド)
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