赤穂民報

【読者の声】大気測定で異常値 故障では?(1月25日)

 ネット上ですが、今月頃に入ってから赤穂市中心部の浮遊粒子状物質(SPM)の検出数値が異常なほど高く、「日本の赤穂という所はとんでもない場所」として海外にまで拡散しています。デマにしては、騒ぎが尾を長く引いているようです。恐らく機器の故障ではないかと思いますが、どうなっているのでしょうか。(匿名)
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 指摘の「ネット上」は、兵庫県のサイト「ひょうごの大気環境」とみられる。県下各地の大気測定局で常時測定された速報値を1時間ごとに受信してインターネット上に公開する仕組みで、赤穂市内では赤穂市役所に設置されている。
 同サイトを閲覧したところ、例えば1月19日14時のSPM濃度は県下の他の測定局が「0・000〜0・050」で安定している中、赤穂局だけが測定上限の「0・601〜」を表示した。
 サイトを管理運営している県環境影響評価室によると、今月中旬に赤穂市役所の大気測定装置でSPMを測定する機器が故障しているのをメンテナンス業者が発見。測定履歴を確認したところ、「11月ごろから故障していたと思われる」ことがわかった。
 同室は「誤った数値が表示されないように該当部分を『調整中』に切り替えるなど対処したい」としている。

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