赤穂民報

童(わらわ)のおつかい(2月3日)

 平安時代末期の『今昔物語集』から説話をもとに創作された絵本です。お寺に奉公する童が海へおつかいに出掛け、観音様に守られて無事に魚を持ち帰るお話です。
 当時の暮らしぶりや観音様との出会いなどについて触れられており、とても興味をそそられる物語です。
 観音様といえば、有年原の蟻無山古墳の北に、新田開拓工事のときに千種川の河底から見つかった観音様をおまつりしている小さなお堂があります。
 我が国に広まっていった観音信仰について、いろいろと調べてみると、もっともっと興味深いことがわかるかも…?
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『童のおつかい』○作/ほりかわりまこ○偕成社

(『童のおつかい』 ○作/ほりかわりまこ ○偕成社)

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