赤穂民報
【読者の声】教室に冷暖房は不要(2月13日)
先日(2月10日)の民報に、『暖房のない中学校に環境改善』の提案が掲載されていました。「暖房設備で教室を暖めてやれば」、どうかという意見でしたが、私は断固反対です。
子供は大人と違って、暑さ寒さに対応する能力が備わっています。寒くなれば寒さに対する体温を保つために機能があって、それに順応出来るようになっているのです。それでも寒く感じるときは、ヒートテックなる暖か肌着が店頭に揃えられていますので、そちらを利用すればいいでしょう。
今では昔に比べると暖かくなっています。ですから、私は今年75歳になりますが、我が家には暖房器具は一切ありませんし、まったく欲しいとも思っていません。
人の体というものは、甘やかせばきりがないほどだらけていきます。反対に厳しく鍛えれば、いくらでもそれに順応できるものです。そのようなことを知ってか知らずか、若者に対して寒くなれば暖房を、また暑くなれば冷房を与えるということは、せっかく体内に備わっている自然の抵抗力をみすみす殺してしまうようなものです。
加湿器の設置にしても、あれは健康維持が難しい老人ホームなどのことであって、前途洋々たる若者たちの部屋に設置するものではありません。喉が乾燥するのでしたら、こまめにうがいさえしていれば充分です。
今の中学校の生徒は、もっと寒さに立ち向かうたくましい体力を作る時期でもあるので、赤穂の全校が、教室にある冷暖房設備の一斉撤去を強く望むものです。また、そのように教育方針を改善するよう切にお願い致します。
そして、そのことを上に立つ教師たち皆さんが教えていかなければなりません。職員室は暖房が効いていると言っていましたが、当たり前のことです。中にはお年寄りの先生もいることでしょうし、それは昔も今も変わりありません。老人も子供も一緒にするべきではないと言いたいだけです。(中広の一市民)
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