赤穂民報

【読者の声】勉学に専念しやすい環境を(2月17日)

 ストーブのない中学校に暖房を設置するべきか否か。(赤穂民報ホームページのコメント欄で)活発にやり取りされているのを読み、感じたことを書かせていただきます。
 私は、義務教育課程の小学校と中学校は子どもたちが勉学に専念しやすい学習環境を用意すべきと思います。「寒さ暑さを我慢して心身を鍛える」という考え方もあるようですが、それは体育で身に付けるものではないでしょうか。国語や数学の授業中にそうした我慢は不要と思います。
 過保護にすることはないと思いますが、やはり国が定めている基準(10度以上30度未満)が標準になるのだと思います。記事を読んで知りましたが、国は「最も望ましい環境」として「冬期で18〜20度」としているのですね。ということは、「10度以上30度未満」に温度を調節するのは「過保護」ではないと思います。
 「寒さに立ち向かうたくましい体力を作る」ために「教室にある冷暖房設備の一斉撤去を強く望む」というご意見もありましたが、それを公立学校に強いるのは私は反対です。そういう環境を望む生徒や保護者がもしいらっしゃるのであれば、そういう教育方針の学校(おそらく私学になろうかと思いますが)を探されればよいと思います。もし、そうした学校が通学できる範囲にないのであれば、その地域ではそういうニーズが少ない、あるいはそういう教育理念を持った学校運営者がいないということなのでしょう。
 体力があって頑強なお子さんもあれば、そうでないお子さんもおられます。病弱な児童生徒は学校に来なくてよい、などとおっしゃる方はまさかおられないでしょう。学校(特に公立)は誰もが安心して勉強できる場であってほしいです。(元保護者)

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