赤穂民報
女人義士が華やかに「春の義士祭」(4月8日)
塩を城へ献上する様子を再現した「御塩道中」や獅子舞、傘踊りなどがにぎやかにパレードする「春の義士祭」が8日開催された。
義士を祀る上仮屋の赤穂大石神社を起点に約1キロを行進。討ち入り装束に身を包み四十七士に扮した「女人義士行列」がメーンを飾り、城下町を華麗に彩った。
毎年12月の赤穂義士祭は史実に沿って男性のみの義士行列が行われる。「女人義士行列」は「女性にも義士の気持ちを味わってもらおう」と同神社が平成16年から始めた。「春の義士祭」の恒例として定着し、出演者を公募するとすぐに定員に達する人気ぶりという。
15年目となった今回は大阪、岡山など県外からも参加があり、小学生から大人まで幅広い年代の四十七士が揃った。鉢巻きに桜の造花を挿し、陣太鼓の合図に合わせて華やかに歩を進めた。
塩屋の小学1年、柴原幸ちゃん(6)は姉のあかりさん(13)、優果さん(11)と3姉妹一緒に出演。「おさむらいさんになったよ」とにっこり。関西福祉大学からグループで参加した看護学部2年の福井奈月さん(19)は友人たちと高らかに勝ちどきを上げ、「すごく楽しかった。忠臣蔵はあまり知らなかったけれど、これをきっかけに興味を持ちたい」と話し、終始観客に笑顔を振りまいた。
(観客の希望に応じてポーズを取る女人義士)
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