赤穂民報

歴史コラム100本『赤穂史百話』(4月17日)

 赤穂市は地元の歴史にまつわるコラム100本を一冊にまとめた『赤穂史百話』をこのほど刊行した。
 昭和53年から61年にかけて「広報あこう」に連載した「市史余話」を加筆、修正して収録。「ふるさと赤穂の歴史を知る手引き書に」(市)としている。
 「市史余話」は『赤穂市史』の編さん過程でわかってきたことや、こぼれ話を市史編さん専門委員らが中心になって執筆。新事実や調査成果をトピック的に紹介し、読者の関心を集めた。
 本書は当時連載した全87話に新たに13話を加え、「原始・古代編」「文化財・民俗編」など時代や分野ごとの6編に分類した。「今昔物語集』に登場する赤穂郡の盗賊「盗人、多々寸丸の話」、江戸時代に象が赤穂領内を通過した「享保の象」、明治29年に存在しながら実現することはなかった「幻の赤穂鉄道計画」など、いずれのエピソードも興味深い。
 A5判408ページで2500部発行。PDF版を収録したCD付きで1部700円。加里屋中洲の赤穂市教委市史編さん室で販売している。TEL43・6848。

(興味深い歴史エピソードが収録されている『赤穂史百話』)

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