赤穂民報

マイホーム(6月30日)

 私たちのなかに、はたしてマイホームでくらしている人が何人いるでしょうか?
 いつの頃からか、日本人の住居が「うさぎ小屋」という言葉で表現されるようになり、マイホームの議論が高まったことがありました。
 この絵本は、ベルギーに住むカメルーン(アフリカ)の家族が周囲を気にすることなく、かつて住んでいた土の家を建てるのです。
 私は、「家」とは何なのかということを考えました。「家」とは何なのでしょうか? その答えを求めて、自分の思いを実現したアフリカの家族に心から拍手を送りたいです。
   * * *
 『かきねのむこうはアフリカ』○文/バルト・ムイヤールト○絵/アンナ・ヘグルンド○訳/佐伯愛子○ほるぷ出版

(『かきねのむこうはアフリカ』○文/バルト・ムイヤールト ○絵/アンナ・ヘグルンド ○訳/佐伯愛子 ○ほるぷ出版)

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