赤穂民報
かえるの王さま(7月7日)
かつては、うるさいほど聞こえていたカエルの鳴き声が、最近は耳に届かなくなりました。異常気象のためなのか、水田が少なくなったためか、気に掛かります。
そんなことを考えているとき、グリム童話の絵本『かえるの王さま』を手にしました。メルヘンチックな美しい絵本です。
『かえるの王さま』は、今から200年以上も前にドイツのグリム兄弟によって収集された『子どもと家庭の童話』の中の民話なのです。
その中には、「白雪姫」や「いばら姫」、「ヘンゼルとグレーテル」などがあります。これらの物語はドイツで長年語り伝えられてきた子どものための夢多き物語です。
ビネッテ・シュレーダーの絵が物語をより素晴らしいものにしています。何度も何度もページを繰りながら、グリム童話の夢の世界を楽しんでください。
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『かえるの王さま』○絵/ビネッテ・シュレーダー○訳/矢川澄子○岩波書店

(『かえるの王さま』 ○絵/ビネッテ・シュレーダー ○訳/矢川澄子 ○岩波書店)
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