赤穂民報

【読者の声】公共施設で消灯忘れ 連絡どこへ?(7月14日)

 6月12日から13日にかけての深夜、赤穂市立図書館の照明がついたままになっており、図書館に電話しても出なかったので市役所に電話しました。
 宿直さんが何人かの職員に電話してくれたようですが繋がらなかったということで、翌朝までついたままだったようです。
 また、22日から23日にかけての深夜には赤穂小学校の体育館の照明がついたままで、また市役所に電話しました。宿直さんは「学校は範囲外」と渋りましたが、強く対応をお願いしたところ、職員に連絡がついて消灯されました。
 財政難で市長給与を10%削減しているという中、電気代もばかにならないと思います。なぜ、消灯を忘れるのか。チェックシートはないのでしょうか。また、市関係の施設に関して緊急に連絡したい出来事があった場合、市役所に連絡すれば済む体制を作ってほしいです。(加里屋の60代男性)
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 図書館に話を聞いたところ、消し忘れていたのはメインフロアの照明。スイッチは他の照明と並んで事務室にあり、消灯するとランプが緑色から赤色に変わる仕組みで、閉館時にチェックシートで確認する取り決めになっている。また、市教委によると、小学校体育館は前夜に使用した社会教育団体が天井照明の一部を消し忘れたという。
 宿直を管理する契約管財課によると、市が管理する施設について夜間や休日に何らかの異常が通報された場合は所管部署の職員に連絡する取り決めで、あらかじめ部署ごとに2人以上の職員の携帯電話番号を提出させているという。今回の図書館のケースでも宿直者が夜間休日連絡先リストに載っている職員の携帯電話に連絡したが、つながらなかったという。
 今回の事案を受けて市は先月18日、夜間休日も連絡が取れる体制を徹底するよう全部署に通知。小学校体育館のケースでは連絡がついた。
 図書館は「その日は閉館した時間帯(午後6時過ぎ)でも屋外が明るく、照明がついたままであることに気付かなかった。スイッチのランプも見落としていた。今後はチェックを徹底したい」と話した。市教委は学校施設を使用する各種団体に注意喚起の文書を配布。契約管財課は「市民からの通報に適切に対応できるよう、宿直担当者への指導を再徹底したい」と話している。

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