赤穂民報

学校エアコン来年度中に整備へ 幼は今年度中(9月20日)

 今夏の猛暑を受け、赤穂市は20日、市内小・中学校のすべての普通教室(特別支援教室を含む)に来年度中にエアコンを整備する方針を明らかにした。また、10園中7園で保育室にエアコンが導入されていない幼稚園については今年度中に設置を完了する。
 同日の市議会定例会の一般質問で明石元秀市長は「今年の夏の記録的な猛暑が来年以降も続くことは否定できない」とした上で、「児童・生徒の安全を確保するために、平成31年度中には、すべての小・中学校に導入したい」と答弁。幼稚園については「今年度中に整備できるよう準備を進めている」と明らかにした。
 市教委によると、市内小・中学校の普通教室は合計204教室。「他の自治体や報道を参考にすると、5億円くらいかかるとみている」(市教委)といい、できるだけ早急に実施設計して事業費を算出。国が設置費の3分の1を補助する交付金制度の活用を見込むが、「補助の有無にかかわらず、基金を取り崩してでも、すべての小・中学校に同時に整備する」との方針を打ち出した。
 音楽室や理科室などの特別教室137室のうちエアコン未整備の102教室については「使用頻度をみながら、設置計画を検討していきたい」としている。

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