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サントリー「ボス」最新作CMは「忠臣蔵」(10月30日)

 サントリーのロングセラー缶コーヒー「ボス」の最新作テレビCM「忠臣蔵」篇の放送が11月2日(金)からスタートする。
 吉良家の奉公人の視点から忠臣蔵を描いたストーリー。全国の放送局で年内放送予定。
 ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズを起用して人気の「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」第67弾で、ジョーンズが吉良家の奉公人になったとの設定。深夜の討ち入りを命からがら逃げ延びた翌朝、屋敷の後片付けをする奉公人たちにスポットを当て、最後はジョーンズが「この惑星では、ほんとに働いている人が割を食う」と仲間をねぎらう。
 大石内蔵助役に野村萬斎、吉良上野介役にタモリ、奉公人仲間にタカアンドトシの2人。30秒という限られた時間ながら松の廊下の刃傷、討ち入りも描き、セットや衣装にもこだわりがうかがえる。
 「今回の物語では、赤穂浪士たちのように歴史に名を刻むことなく、理不尽な運命に翻弄されながら、ただ自らがするべき仕事を全うした名もなき奉公人の視点から、歴史上の大事件の舞台裏を描きました」と同社。「時代がどうあれ、現場で頑張る人たちを応援し続ける『ボス』のメッセージが伝われば」と話している。

(「ボス」最新作CM「忠臣蔵」篇の一場面=サントリー食品インターナショナル提供)

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