赤穂民報

まるで養殖場 大津川にボラの大群(2月3日)

 大津の大津川にボラの大群が遡上。川幅を魚群で埋め尽くすほど密集しており、地元の話題になっている。
 ボラの大群が滞留しているのは、赤穂インター近くの船渡橋付近。橋の上流側約100メートル区間、川幅約25メートルにわたって数え切れないほどのボラが泳いでおり、遠目には魚群が黒い帯のように見える。体長は30センチ前後とみられる。
 地元住民の話では、ボラの大群に気付いたのは今月2日。3日もほぼ同じ場所に滞留していた。投網で捕まえようとした人がいたが、獲れ過ぎて網が破れたという。
 ボラは北海道以南の日本各地、世界の温帯・熱帯海域に広く分布。河川や湖沼の汽水から淡水域、沿岸の浅いところに生息し、春と秋に大きな群れをつくって回遊する。
 まるで養殖池のような状態になっており、大津自治会の旧林茂存会長は「こんなことは初めて」と驚いていた。

(大津川に現れたボラの大群)

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