赤穂民報

赤穂民報川柳〔第五十九回〕濱邉稲佐嶽・選(2月16日)

 
【今回の課題】自由吟

▽秀作
 こがらしの寒さの中で身をこがす
           沖  久子(折 方)
 【評】木枯しが寒いというのは蛇足ではあるが、下五が実に佳い。
▽佳作
 災いを転じて願う和の祈り
           根木 和郎(折 方)
 グレイヘア一歩踏み出すこの勇気
           井上みね子(加里屋南)
 年齢重ね衣重ねて八十路になり
           尾上 知子(坂 越)
 ※都合により、今回は濱邉稲佐嶽氏が選者を務めました。
 * * *
【次回以降の課題】
 ▽第六十回=課題吟「雛」(2月28日締切)
 ▽第六十一回=自由吟(3月31日締切)
 * * *
 ▽応募要領=官製はがきに課題と作品(1回につき1人1句、自作未発表の句に限る)、住所、氏名、電話番号を楷書で明記し、〒678・0239、赤穂市加里屋58の18、赤穂民報社「川柳係」へ郵送
 ▽選者=大上三穂子(川柳赤穂吟社創立世話人、播磨川柳協会常任理事)
 ▽入選句発表=秀作1句と佳作3句を本紙ホームページと締切日の翌月中の紙面で発表。

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