赤穂民報

【読者の声】「廃部」通知の部活動 存続できない?(2月16日)

 赤穂中学校が部活動の柔道部について、2019年度を最後に部員の募集を停止し、22年度に廃部にすると聞きました。
 柔道部以外にも3クラブを廃部にするそうです。私は柔道競技の普及に関わってきましたので、柔道部を子どもたちのために存続してほしいと学校に訴えましたが、聞き入れてもらえませんでした。何とかならないでしょうか。(柔道関係者)
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 同校の部活動削減は今月6日付けの「学校だより」で生徒や保護者に知らされた。現在13部ある部活動のうち、▽女子バレーボール▽柔道▽水泳▽生活文化の4部について2020年度からは部員の募集を停止。それまでに入部した生徒が引退する21年度〜22年度に廃部するというスケジュールが示された。
 廃部の理由について平井正彦校長は、「少子化による学級数減に伴って教員の数が減り、現在の部活動数を維持するのに必要な担当顧問を確保できないため」としている。
 同校は今月6日に臨時生徒集会で全校生徒に説明。また、廃部対象となった部に指導補助員を紹介していた競技団体やボランティアで指導していたコーチにも事情を説明したとしているが、存続を求める署名運動を準備している競技団体関係者もある。
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赤穂民報より
 市内中学校における部活動の削減は数年前から顕著になっています。その背景を取材すると、部活動の意義やあり方、さらには教員の労働環境や学校のあり方など、さまざまな課題や問題点が見えてきます。取材を進めて随時報じていきたいと考えています。

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