赤穂民報
駅員一同から卒業生へ「贈る言葉」(2月20日)
卒業式シーズンを迎え、加里屋のJR播州赤穂駅(足立頼隆駅長)に卒業生へはなむけの言葉を贈るメッセージボードが掲出されている。
楷書で書かれた15行で「赤穂に春がやってきました。」の書き出し。「共に笑い共に泣き仲間と過ごした日々」「家族の支え、先生の教え、地域のぬくもり」などと続き、「あたたまる日差しが卒業生の未来を照らす」「ご卒業おめでとうございます」「これからも皆様のご活躍お祈り申し上げます」と前途を祝福している。
同駅によると、卒業生へのメッセージは2015年から毎年掲出しており5年目。今年も若手駅員らが文面を考えて手書きし、今月19日から張り出した。相生駅管区内の有人駅(相生、竜野、西相生、坂越、上郡)にも同じ文面で掲示しているという。
4年前にこの取り組みを提案した同駅員の森下英(まさる)さん(43)は「一人一人に『卒業おめでとう』と声を掛けることはできなくとも、駅員一同の気持ちを伝えられればと思い、始めました」と振り返る。
卒業祝メッセージは改札口横で2月末まで掲示。3月下旬からは入学祝のメッセージを掲出する予定だという。
(JR播州赤穂駅に掲示されている卒業祝メッセージ)
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