赤穂民報

規制値下回るも潮干狩り場の開設自粛(4月8日)

 赤穂沖のアサリから国の規制値を下回る貝毒が検出されたのを受け、赤穂市漁協は赤穂唐船サンビーチでの今季の潮干狩り場開設を自粛すると5日までに決定した。
 兵庫県水産技術センターによると、今月1日に姫路沖や相生沖で採取したアサリから規制値(1グラムあたり4マウスユニット)の約1・8〜2・3倍の麻痺性貝毒を検出。赤穂沖では1グラムあたり2・7マウスユニットで規制値を下回ったが、同漁協は「開設しても収支バランスが成り立ちにくい」として中止を決めた。
 播磨灘で二枚貝から貝毒が検出されたのは昨年から2年連続。同漁協は、昨年は客が採った貝を安全性が確認されている他産地のアサリと交換する方式で潮干狩り場を開設したが、来場客数が例年より少なく、「赤字だった」という。

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