赤穂民報

自然の風合い素朴な美 竹細工展(7月2日)

 竹細工を趣味とする男性3人の作品展が坂越のギャラリー喫茶「高瀬舟」で1日から始まった。竹ひごを編んで手作りしたかご、ざるなど自然の風合いを活かした素朴な美しさを見ることができる。
 3人はいずれも林業技術の向上と特産品づくりを目的とする相生市林業研究グループ竹部会のメンバーで、同市在住の福田浩信さん(80)=矢野町=と田原勝義さん(79)=青葉台=、鵜尾憲治さん(72)=大谷町=。
 竹細工歴30年を超える福田さんは緻密に編み込んだ花器や菓子器、田原さんは青竹を素材にした果物かご、鵜尾さんは油抜きしたマダケで涼しげな白竹細工の手提げバッグなどをそれぞれ展示。竹とんぼなど玩具を含めて約50点が並ぶ。
 7月25日(木)まで午前10時〜午後4時(金土日休み)。一部を除き販売可。Tel48・7122。

(竹細工展を開催中の=右から=福田浩信さん、鵜尾憲治さん、田原勝義さん)

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