赤穂民報

マンゴーが落ちた(7月6日)

 インドのシャカ国の王子ゴーダマシッダルダの教えを後世に伝える「ジャータカ」というお話が生まれ、2500年以上にわたって人の生き方(「おもいやり」や「やさしさ」等)について語られてきました。
 シャカの教えがカナダのシャン・ソーンヒルさんによって絵本になりました。
 いつも心配ばかりしているウサギは、マンゴーが一つ落ちたことで大変なことがおきる、と仲間のウサギからイノシシ、シカ、トラそしてサイに伝え、森は大騒動になりました。
 最後に話を聞いた一頭のライオンによって、もとの静かな森にもどりました。
 これに以たような話は、今日の世の中でも何度も何度もおこります。
 おシャカ様は、この物語をとおして私たちに何を語ろうとしたのでしょう。
 この絵本によって、遠い遠い仏の世界がすごく身近に感じられました。
 インドの昔話「ジャータカ」が読みたくなりました。
 * * *
 『インドのむかしばなし にげろ! にげろ?』○再話・絵/ジャン・ソーンヒル○訳/青山南○光村教育図書

(『インドのむかしばなし にげろ! にげろ?』 ○再話・絵/ジャン・ソーンヒル ○訳/青山南 ○光村教育図書)

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