赤穂民報
「自転車に鍵かけて」中学生が防犯キャンペーン(9月4日)
多発する自転車盗の被害を防ごうと、加里屋のJR播州赤穂駅で4日、赤穂署が街頭キャンペーンを実施。赤穂中学校の生徒たちがボランティアで協力し、「自転車の鍵かけをお願いします」と呼び掛けながらキーホルダーとちらしを乗降客に手渡した。
同校生徒会の福祉・ボランティア部を中心に生徒約20人が協力した。「シっカりキーつけて」の文字が入った鹿のマスコット付きキーホルダーと自転車盗の多発を警告する防犯ちらしをセットにして配布した。
同署によると、今年に入ってから7月末までに赤穂市内で発生した自転車の盗難件数は38件で、前年同時期比で11件増加。被害に遭ったうちの95%が無施錠だったという。
キャンペーンに参加した福祉・ボランティア部の井筒海友(みゆう)副部長(15)=3年=は「まずは自分自身がしっかり鍵をかけて、周りの人にも鍵かけを呼び掛けたいです」と話していた。
(キーホルダーを配って施錠を呼び掛けた防犯キャンペーン)
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