赤穂民報

時代超えて続く千種川水生生物調査(9月8日)

 千種川流域のライオンズクラブ(LC)が地元の児童生徒たちと合同で年1回行う水生生物調査が7日にあり、赤穂市内では会員と引率教諭を合わせて約45人が有年や高雄など6か所に分かれて水生生物を採集した。
 水質判定の指標となる水生生物の分布を調べ、河川環境の変化を考察するため1973年に始まり今年で47回目。昭和、平成、令和と3時代にまたがる活動となった。
 支川の一つ、加里屋川では児童3人が膝上まで水に浸かり、水草のそばや川石の裏などにひそむ生き物を網ですくった。「生き物が大好き」という赤穂小6年の金田愛斗君(11)は昨年に続いて参加。「生き物を見つけるのも楽しいし、見つけた生き物の名前を調べるのも楽しみ」と熱心に活動していた。
 調査結果は、参加した子どもたちの感想を加えて冊子にまとめ、来春ごろ報告書として刊行される。赤穂LC・環境保全委員長の小林修さん(53)は「川と生態系の大切さ、水のありがたさを考えることにつながれば」と話した。

(今年も子どもたちが参加して行われたライオンズクラブの水生生物調査)

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