赤穂民報

「ハートな愛」シラサギ家族3か月の記録(9月13日)

 野鳥のシラサギが子育てする様子を松原町のアマチュアカメラマン、武村晴人さん(72)が約3か月間にわたって撮影。短編ムービーに編集し、動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップした。つがいの求愛シーンから巣作り、ひなへの給餌などを高画質映像で記録しており、武村さんは「懸命に生きる鳥たちの生態を見てもらえれば」と話している。
 ネイチャー系写真を専門とする武村さんは今年5月上旬、佐用町円光寺の佐用川沿いの雑木林にアオサギやカワウなどが多数営巣する野鳥のコロニーを発見。純白の羽毛が美しいシラサギを被写体に定めた。
 ひなたちが巣立った8月上旬まで計30回現地へ通い、撮影した動画の総時間は5時間、静止画は5000枚に及んだ。その中から印象的な映像と画像をピックアップして約6分半にまとめ、「必見!ハートな愛〜白鷺の子育てから巣立ち」と題してユーチューブにアップした。
 飾り羽をクジャクのように広げている様子、発情期にだけ目の横に現れる青緑色のラインなど、高画質ならではの映像も。タイトルは、向かい合って求愛する2羽の首がハート型につながって見えた場面から付けた。
 「人間の世界で子どもへの虐待や育児放棄などが問題になっている中、一生懸命に子どもを育てるシラサギの姿に心を打たれた」と武村さん。動画は「必見!ハートな愛」で検索できる。

(武村晴人さんが撮影した動画の一場面)

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