赤穂民報

児童と高齢者一緒に交通安全学ぶ(9月18日)

 秋の全国交通安全運動(9月21日〜30日)を前に、鷏和の赤穂西小学校(猪谷公一校長、70人)で18日、地元高齢者大学と合同の交通安全教室があり、道路横断時の注意点や正しい自転車の乗り方などを学んだ。
 兵庫県警「高齢者交通安全教育隊(スタウス)」と赤穂署から講師を招き、全校児童と高齢者の計約90人が受講した。道路に見立てた電磁シートの上を歩くとスクリーンに映し出された人物が連動して動く「歩行者教育システム」を使い、道路横断の危険性を仮想体験した。
 6年の中道創士君は「道路を横断するときの危険がよくわかった。『止まる』『見る』『まつ』を必ず守ります」と学習した内容を復唱。福浦の有吉一美さん(83)は「車に乗るときは夕暮れに早めにライトをつけるように心掛けたい」と交通安全意識を高めた。

(小学生と高齢者が一緒に学んだ交通安全教室)

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