赤穂民報

海浜公園で「昆虫大捜査線」(9月29日)

 小学生までの親子を対象に大勢で昆虫採集を楽しむイベント「昆虫大捜査線」が御崎の赤穂海浜公園で28日にあり、網とかごを持った子どもたちが元気に公園内を駆け回った。
 約72ヘクタールの広大な敷地に湖や森がある同公園の魅力を知ってもらおうと初めて開催。共催の兵庫県立人と自然の博物館から「昆虫博士」の八木剛主任研究員を講師に招いた。
 「昆虫に網を見せないように忍者のように近づいて、サッと網をすくい上げて」と八木さんから上手な虫の捕まえ方を教わった子どもたち。親子3人で来場した塩屋の小学1年、河原佑樹君(6)は大きなバッタの採集に成功。「次はトンボを捕まえる」と駆け出した。
 捕まえた昆虫は小さなビニール袋に入れて展示。この日は約150人が参加し、蝶やカマキリ、クワガタなど68種類が見つかった。同公園は「これからも昆虫や鳥など生き物がたくさんいる環境を楽しみに来園してもらえれば」と話していた。

(公園内で昆虫を探す参加者)

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