赤穂民報
75歳以上の急発進抑制装置 市が上乗せ補助へ(11月19日)
赤穂市は、高齢ドライバーの事故防止を目的に、ブレーキとアクセルの踏み間違いを防ぐ急発進抑制装置を車に取り付けた75歳以上への補助制度を新設する。県の制度との併用で上限3万3000円の補助を受けられるようになる。
運転免許のある75歳以上(2020年3月末時点)の市民が今年10月23日以降に装置を設置した自家用車を対象とし、一人1台限り。車を新規購入する際にオプションで装備した場合も含む。
県がすでに実施している補助(上限2万2000円)を先に受けたことを条件に市が1万1000円を上乗せする。市は60台分の補助額に相当する事業費66万円を今年度一般会計補正予算案に計上。年内の申請受付開始を見込む。2020年度も60台分の補助を計画している。
市によると、急発進抑制装置は取り付け費込みで4万4000円程度で市販されているといい、補助制度を利用すれば4分の1程度の自己負担額で装備できることになる。
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