赤穂民報

5年ぶりに日曜開催、第105回赤穂義士祭(12月8日)

 討ち入りから満306年の12月14日(日)、「第105回赤穂義士祭」が行われる。5年ぶりの日曜日開催で例年以上の人出が期待。前夜祭行事もより多彩になり、師走の城下町は元禄絵巻に染められる。
 14日のメーンイベントは「忠臣蔵パレード」。小学生金管バンドを先頭に午前10時20分ごろ赤穂城大手門前を出発し、「義士娘人力道中」「こども義士行列」「大名行列」などが中央通り、駅前通りを経て郵便局まで約1・3キロを練り歩く。
 呼び物の義士行列は尾崎地区自治会連合会を中心に赤穂高生と一般公募者が出演する。臨場感を求めて20数年ぶりにかつら、ドーランを復活。義士友好親善都市の加西市から中川暢三市長が冨森助右衛門役で参加するなど四十七士が勢揃いする。スターパレードは経費節減で中止になった。
 前夜祭は13日(土)午後5時から義士ゆかりの各所で実施。赤穂城本丸の「天守閣イルミネーション」は昨年より一層高い4層建てに。花岳寺、大石神社でも計2000基の灯ろうでライトアップするほか、松区自治会ら市民有志が提灯行列で義士を鎮魂する。
 問合せは「赤穂義士祭奉賛会」Tel43・6839(市観光商工課内)。その他の主な関連イベントは次のとおり。
 〔13日〕
 ▽竹あかりのおもてなし=竹あかりと高張提灯でライトアップ。大石内蔵助の好物と伝えられる「ニラ雑炊」を無料でふるまう(花岳寺門前広場、午後5時〜9時)
 ▽追慕寄席=東京・泉岳寺から赤穂まで700キロを走破した落語家の三遊亭楽松が出演。無料(花岳寺、午後5時半〜)
 ▽AKOたそがれステージin義士祭=バンド、ダンスなど市民グループが出演。会場近くでニラそば雑炊など販売あり(武家屋敷公園、午後5時半〜8時)
 〔14日〕
 ▽義士追慕法要(花岳寺、午前10時15分〜)
 ▽義士追慕大祭(大石神社、午前11時半〜)
 ▽忠臣蔵交流物産市=「米沢牛串焼き」(米沢市)「ボイルかに」(豊岡市)など忠臣蔵ゆかりの地と近隣市町の名物、特産品が集結(武家屋敷公園、午前10時〜午後4時)
 ▽忠臣蔵大抽選会=義士祭本部、大石神社警備詰所、ふれあいゾーンのいずれか2カ所のスタンプを集めた先着400人に抽選で豪華賞品(武家屋敷公園、午後3時半〜)
 ▽庭園特別公開・屋形船遊覧(赤穂城跡二之丸、午前10時〜午後3時)

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