赤穂民報

市民の夕べ 2020年は開催なし(12月25日)

 毎夏恒例の「市民の夕べ〜播州赤穂花火大会」(赤穂市まちづくり振興協会主催)について、赤穂市は24日、2020年の開催中止を発表した。「東京オリンピック・パラリンピックの影響により、警備保安に万全な態勢を敷くことが困難と見込まれるため」としている。
 市民の夕べは8月第1土曜日の開催が通例で、今年は「暑さによる事故防止」を理由に8月末に日程を変更して開催された。いずれの日程も2020年は東京オリンピック(7月22日〜8月9日)・パラリンピック(8月25日〜9月6日)と重なる。
 協会事務局(市市民対話課)によると、市民の夕べの警備人員約370人のうち市職員や消防団員を除く190人程度を委託している民間警備会社から「2020年は人員を確保できるかどうかわからない」との話があり、また、警備支援で署員約60人を派遣している警察からも「開催時期は慎重に検討してほしい」と申し入れがあったという。
 事務局は「安全を第一に考えると中止はやむを得ない」と話し、2021年の開催については、「市制70周年に当たるので、他の行事との兼ね合いも含めて検討していく」とした。

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