赤穂民報
チーズとねずみ(1月1日)
わたしの文庫にも「ねずみ」が主人公の絵本が何冊かあります。登場するねずみたちはみんな心のやさしいねずみたちです。一匹ぐらい意地悪なねずみがいてもいいのではと思いますが、不思議なことにいないのです。
チーズをみつけた小ねずみは、仲間の助けを得てチーズをかくれやに運び、みんなとチーズを食べました。
食べ残したチーズからは、夜になると美しいメロディーが流れてくるのです。仲間のねずみたちはチーズをわけてほしいと子ねずみにお願いします。さて、それからはどうなるのでしょうかね…。
「子年」にあたり、いろんなねずみにまつわるニュースが伝わって来ます。絵本に出てくるねずみのように、心温まる出会いを願わずにはいられません。今、私はそんな思いにひたっています。
* * *
『おんがくねずみジェラルディン‐はじめて おんがくを きいた ねずみの はなし』○作/レオ=レオニ○訳/谷川俊太郎○好学社
(『おんがくねずみジェラルディン‐はじめて おんがくを きいた ねずみの はなし』○作/レオ=レオニ ○訳/谷川俊太郎 ○好学社)
カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ
読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり
取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針
赤穂民報社