赤穂民報

切り絵で描いた故郷の創作昔話を本に(1月18日)

 特技の切り絵を活かして赤穂民報の「赤穂の昔話」コーナーの挿絵を制作している赤穂出身の村杉創夢さん(75)=本名・克彦、東京都町田市=が、本紙に掲載した創作昔話「潮吹き穴と赤穂の塩」と「仮屋の仏さま」を一冊の本にした。
 村杉さんは1963年に赤穂高校を卒業。東京の大学を出て川崎市の保健所に勤務するかたわら30歳ごろから趣味の切り絵を始めた。歳時記や風景などを題材に40歳から毎年個展を開催し、定年後に自宅にギャラリーを開設。2016年から故郷の赤穂を舞台に創作した昔話を本紙に掲載した。
 A4判42ページで100部発行。1部1000円+税。本紙掲載時にはモノクロだった切り絵を彩色し、1枚を見開き2ページを使って収録した。赤穂市立図書館にも1部寄贈。村杉さんは「大人も子どもも楽しめる絵本を目指して作りました。頭の中に昔話の世界を広げてもらえれば」と話している。

(村杉創夢さんが刊行した創作きりえ昔話『赤穂の昔話』)

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