赤穂民報
コウノトリ3羽一緒に飛来(1月22日)
有年原の矢野川にコウノトリが3羽飛来。近くに住むアマチュアカメラマンの久保昭臣さん(76)が写真を提供してくれた。
久保さんは今月17日、自宅の上空をコウノトリが3羽並んで飛んでいるのを見つけた。2日後、原小学校の南約300メートルの矢野川にいるとの情報を聞き、カメラを持って出掛けた。
鳥を驚かせないように約80メートル離れた場所から望遠ズームで4K動画撮影。川にくちばしを差し込んでエサを探したり、近くの電柱へ移動するため羽ばたいたりする様子をカメラに収め、3羽が画面に入っているシーンを静止画に切り出した。
脚についている足環からいずれも兵庫県立コウノトリの郷公園が飼育する個体で、2歳のオスとメス、生後約10か月のオスとわかった。親子やきょうだいではないという。一帯は野鳥にとって好環境なのか、カモやサギの姿も見られる。
久保さんは過去にも有年地区にやって来たコウノトリを撮影したことがあるが、「3羽一緒というのは初めて見た。いい写真が撮れた」と喜んだ。
(有年原の矢野川に3羽飛来したコウノトリ=久保昭臣さん撮影)
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