赤穂民報

雄鷹台山にパノラマ案内板(3月10日)

 「ふるさと兵庫百山」に選定されている雄鷹台山(標高253メートル)の頂上付近にパノラマ案内板がこのほど設置された。
 眼下に広がる赤穂市街の先に瀬戸内海が一望できる同山。天気が良ければ明石大橋や四国も見晴らせる。地元登山サークル「オタカクラブ」(小賀紀明会長、約150人)の会員有志がボランティアで登山道や頂上一帯を整備。京阪神など市外から登りに来る人も増え、市が案内板を整備した。
 案内板は高さ1メートルのアルミ製。頂上から南側を撮影した写真と縦走ルート図をパネル(縦60センチ、横1メートル)にして取り付けた。「鹿久居島」「小豆島」など主な島の名称を指し示したほか、尾根道に約1000本あるというドウダンツツジが春に白い花を咲かせ、秋には深紅の紅葉を見せることも紹介。整備費約20万円の全額を公益社団法人兵庫県緑化推進協会の「森と緑とのふれあい支援事業」の補助金を活用した。
 「島の名前を確かめながら景色を楽しんでもらえれば」と小賀会長。副会長の常念初恵さん(74)=北野中=は「春秋のドウダンツツジも本当に美しいので、一人でも多くの人に登ってほしい」と話している。

(雄鷹台山の山頂に設置されたパノラマ案内板)

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