赤穂民報

「塩のまち」住民有志が歴史学ぶ会(3月20日)

 塩の産地として伝わる地域文化遺産や伝統を後世に伝え、地域活性化を図ることを目的に住民有志の「『塩のまち』塩屋の歴史を学ぶ会」が立ち上がった。本格的な活動へ向けて事業計画を話し合っている。
 「『日本第一』の塩を産したまち 播州赤穂」が日本遺産に認定されたことを受け、昨年9月発足。事業や役員構成などを会則に定めた。塩業に関する研究や成果を披露する発表会、印刷物の編集発行などを行う。
 塩屋地区には西浜塩田の水尾とたて場跡や塩釜神社など日本遺産の構成文化財がある。同会ではそうした史跡の探訪会も開催していく考え。また、過去に調査研究などで作成された関連資料についても再検証を行い、できるだけ正確な史実の継承にも努める。
 古文書類が残っていないか地域の旧家に呼び掛けているといい、会長の木村音彦さん(85)は「郷土史の掘り起こしにもつながれば」と抱負を話している。

(事業計画などを話し合う「『塩のまち』塩屋の歴史を学ぶ会」の役員会)

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