赤穂民報
小学校で卒業式 マスク着用、時間短縮(3月23日)
赤穂市内小学校の卒業式が23日に各校で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、いずれの学校も式次第を省略して時間を短縮し、出席者にマスク着用を要請するなど予防対策を図った上での開催となった。
87人が卒業を迎えた加里屋の赤穂小学校。例年は児童一人一人が登壇する卒業証書授与を代表児童に手渡す形式とした。目木達也校長は「例年とは異なった形ではありますが、このように卒業証書授与式が挙行できることは誠にうれしい」とし、「失敗を恐れることなく、自分の思い描く将来の夢の実現に向けて、これからもたゆまず、力強く歩み続けてください」と子どもたちへエールを送った。
児童たちは校歌斉唱や卒業証書授与などのとき以外はマスクを着用。来賓の祝辞はPTA会長のみで、児童退場まで40分弱で式典を終えた。参加した保護者の一人は「できればステージで卒業証書を受け取らせてあげたかった」と残念そうにしつつも、「一時は保護者は出席できないという話もあったので、見られただけでもよかった」と話した。
(感染予防対策のためマスク着用で行われた卒業式)
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