赤穂民報

児童虐待対応アドバイザーに元児相所長(4月10日)

 深刻化する児童虐待に適切的確に対応できる職員のスキルアップを目的に、赤穂市は新たに児童虐待対応アドバイザーを配置。元西宮こども家庭センター所長の社会福祉士、頓田二朗さん(60)=姫路市=に委嘱した。
 頓田さんは赤穂市尾崎出身。1982年に兵庫県に入庁し、県内各地のこども家庭センター(児童相談所)などで児童福祉司として勤務。県児童課こども安全官を経て、西宮こども家庭センター所長を務め、先月末に定年退職した。
 委嘱は4月1日付けで、今後は月2回のペースで来庁し、事案対応へのアドバイスや研修などを通して職員の専門性向上を図る。
 頓田さんは20年間にわたって児童福祉行政に関わり、現在は明石市でも相談専門官の立場で助言を行っている。10日にあった委嘱式で牟礼正稔市長は「アドバイザーを迎えられることは心強く、培ってこられた経験、ノウハウで助言を」と期待。頓田さんは「児童虐待はどこでも起きる。子どもだけでなく、親からの『SOS』も早期にキャッチすることが大切で、気軽に相談できる場づくりを進めていきたい」と抱負を語った。

(赤穂市児童虐待対応アドバイザーに委嘱された頓田二朗さん(左))

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