赤穂民報
臨時休業中の登校園日を変更【追記あり】(4月10日)
赤穂市教育委員会は10日、市内市立学校園の臨時休業中の登校園日を4月13日(月)と5月1日(金)に変更したと発表した。「兵庫県教育委員会による通知に基づく変更」としている。
発表によると、いずれの日も午前中のみで給食なし。
今月7日の時点では「週2日程度」としていた登校園日を減らした。発表では「今後の状況に応じて変更する可能性がある」としている。
臨時休業中の登校園日をめぐっては、県教委が9日、県立学校の登校日を「登校可能日」に改め、「登校を強制するものではないことを明確にする」とし、「各市町の感染発生状況等を踏まえ、学校長判断で『登校可能日』を設定しないことができる」と通知。市立小・中学校についても、「県の考え方を参考に、各市町の状況に応じて、柔軟に対応願います」と各市町の教育長へ通知した。
赤穂民報は10日、登校園日を減らした理由や、登校園日についての考え方などを取材しようと市教委に申し入れたが、応答はなかった。
* * *
【追記】11日、赤穂市教委から連絡があり、取材できましたので記事を追記します。
赤穂市教委は、7日時点で予定していた登校園日の一部を取り止めた理由として、「感染拡大の状況を踏まえて判断した」と説明。その上で、「家庭学習の課題を渡したり、学習状況を確認するための必要最小限の登校園日」として、4月13日(月)と5月1日(金)の登校園日を設定したとした。
また、登校園日であっても、部活動は行わないように各校に指示した。
県教委が「登校日」を「登校可能日」と呼称を改めたことについては、「登校日は従来から出席を強制するものではないので、赤穂市では改めて呼び方を変えることはしない」とし、出席しなくても「欠席」とはならないことを保護者へ10日付けのプリントで通知したという。
市教委学校教育課は「今後も感染の発生状況や国、県の方針により新たな対応に移行する可能性があるが、子どもの命を守ることを第一に判断していきたい」と話している。
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