赤穂民報

相次ぐ善意のマスク寄贈 「タイガーマスク」からも(4月22日)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立ててほしいと、赤穂市に複数の企業や個人からマスクなどの善意の寄贈が相次いでいる。
 市によると、20日に住友大阪セメント赤穂工場がN95マスク240枚を寄贈。22日には「伊達直人」を名乗る個人からサージカルマスク1000枚、さらに御崎で観光旅館「呑海楼」を運営する「越丸」(大阪市)から同3000枚が届けられた。また、亀井産業と三木組から消毒作用があるとされる次亜塩素酸水500リットルを今週中に寄贈したいとの申し出があったという。
 この日、女将と料理長とともにマスクを届けた「呑海楼」の西島淳支配人によると、運営会社のオーナー高紅兵氏が「長年お世話になっている赤穂に少しでも助けになれば」と、会社本拠地のある上海から送ったものだという。
 寄贈されたマスクは市民病院と市医師会加盟の医療機関で活用され、次亜塩素酸水は市内の障がい者支援施設と通所型事業所へ配布する予定。牟礼正稔市長は「みなさんの善意をありがたく受け止め、有効に活用させていただきたい」と感謝を表した。

(「タイガーマスク」のイラスト付きで寄贈されたサージカルマスク。「市民を守る直向きな姿勢にありがとう感謝申し上げます!!」などとメッセージが書き添えられている)

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