赤穂民報

映画館に遊園地、パチンコ店 営業再開へ準備 (5月15日)

 兵庫県の井戸敏三知事が15日、新型コロナウイルス緊急事態措置の見直しを発表したことを受け、赤穂市内でも店舗や施設の再開へ向けた動きが広まった。
 県の発表によれば、5月16日以降は引き続き感染防止対策を徹底することを前提に、一部の業種について休業要請の対象から除外した。これまで午後8時までと要請していた飲食店の営業時間を同10時に延長。酒類の提供も2時間延ばして同9時までとした。映画館や大学、学習塾、ネットカフェなども休業要請の対象から除外。西播磨、但馬、丹波地域に限り、遊園地やパチンコ店なども休業を要請しないことになった。一方、ナイトクラブなど接待を伴う飲食店、カラオケボックス、体育館や屋内プールなどは引き続き休業要請を続ける。
 加里屋の映画館「プラット赤穂シネマ」は、営業再開へ向けた上映プログラム編成のため配給会社に連絡。遅くとも今月中の営業再開を目指すという。
 御崎の赤穂海浜公園はわくわくランドの営業を5月23日(土)から再開(テニスコートは20日、オートキャンプ場は未定)。ただし、ボールプールなど三密を生じやすい一部アトラクションは引き続き休止する。
 一方、関西福祉大学は「現時点では、国の緊急事態宣言が解除されるまでは学内への立ち入り禁止を継続します」と慎重。「緊急事態宣言が解除されたとしても、教室やシャトルバスなどでの三密を回避する対応を考える必要がある」として、当面は4月20日から行っているオンライン授業でカリキュラムを進めるという。

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