赤穂民報

「みんなに再会うれしい」学校園再開(6月1日)

 赤穂市内の小・中学校と幼稚園は1日から再開。マスク姿の子どもたちが登校園した。
 赤穂小学校(415人)では午前7時40分から児童玄関前で教職員4〜5人が登校してきた児童らを出迎えた。児童たちはお互いになるべく距離を開け、一人ずつ順番に先生から消毒用アルコールのスプレーを手にふきかけてもらい、手指消毒してから校舎へ入った。登校前に計った児童の体温を保護者からメールなどで受け取り、自宅で検温できなかった児童は学校で測定。少なくとも1か月間は、こうした取り組みを続けるという。
 前週の登校日はクラスをおおむね半分に分けた分散登校だったため、クラス全体が顔を合わせるのは4月13日以来。5年生の男児は、「会えていなかった友達みんなに会えるのがうれしい。勉強は国語と算数を頑張りたい」と話した。休校中に理科の課題で発芽させたというインゲン豆の株は20センチ以上の高さに伸びていた。
 北里浩士校長は「学校に子どもたちの声が戻ってきた。学校としては、改善点を見つけ、できる限りの対応をしていきたい」と感染予防への意識を示した。

(校舎に入る前に手指消毒する児童たち)

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