赤穂民報
地球や自然とのつながり見つめよう(12月21日)
電気の照明を消してロウソクの明かりで過ごす「キャンドルナイト」が21日、加里屋の「いきつぎ広場」で催され、牛乳パックを工作したランタン約800個が会場をやさしい光で照らした。
「電気を消して、スローな夜を」をスローガンに7年前にカナダで始まった市民運動。夏至と冬至の夜に、地球や自然とのつながりを見つめようという主旨に賛同し、加里屋中央商店街「遊加里たうん」(春田千明会長)が主催した。
斜め半分にカットした牛乳パックの側面を星やハートなどの形に切り込み、中に小型のキャンドルを浮かべた。市民に協力を呼びかけ、目標の500個を上回る数が集まった。
午後5時ごろに点灯。辺りが暗くなるにつれて、ほのかなランタンの明かりが浮かび上がった。あいにくの小雨模様だったが、ミュージックベルやギターの生演奏が流れる中、集まった約100人がゆったりとした時間を過ごした。
親子3人で訪れた六百目町の主婦松本あゆみさん(29)は「いろんな形にカットされていて、とてもきれい」と幻想的な雰囲気を楽しんでいた。
(約800個のランタンが灯った「キャンドルナイト」)
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