赤穂民報
「日本遺産」「温泉」観光PRも再開へ(6月19日)
日本遺産に認定された「『日本第一』の塩を産したまち 播州赤穂」をPRして地域活性化と観光振興を図ろうと、赤穂市は特設サイトとパンフレット、ちらしなどをこのほど制作した。新型コロナウイルス感染症による外出自粛に伴って自重していた観光PR活動に徐々に本腰を入れていく。
特設サイトは、赤穂における塩の歴史や製法を解説するほか、キッチンバスで来穂した日本とフランスの女性シェフ2人が赤穂の塩と地場産食材を使って創作料理を振る舞うクッキングトラベルの様子を写真と文、動画で紹介。外国人観光客の誘客につなげるため、英語版も用意した。
パンフレット(A4判8ページ)は日本語版5000部と英語版、中国語版、台湾語版各1000部を作成し、ポスター(A0判1000部)やちらし(A4判1万部)と一貫性のあるデザインとした。
赤穂市の観光PRとしては、20〜30歳代の女性をメインターゲットに今年2月に公開した観光キャンペーン動画「ほかる赤穂」が再生回数65万回を超えるヒット。近畿、中四国圏を対象に約1か月間のSNS広告を展開し、約2万2000人がPRサイトへアクセスした。
緊急事態宣言で観光がストップするまでは「若い女性観光客の姿が例年以上に多かった」(観光課)といい、「見込んだ以上の成果が出た。コンテンツがターゲットにばっちり合ったのでは」。アクセス解析の結果を今後の観光プロモーションを企画する際に役立てる。
(再生回数が65万回を超えたキャンペーン動画「ほかる赤穂」の一場面)
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