赤穂民報

「コロナも吹き飛ばして」30日に輪越祭(6月23日)

 一年の半分にあたる6月30日、残り半年の無病息災と家内安全を祈祷する「輪越祭」が赤穂市内の神社で行われる。
 上仮屋の赤穂大石神社(飯尾義明宮司)では直径約3メートルの茅の輪(ちのわ)を参道に設置し、午後7時から大祓式。神職に続いて茅の輪をくぐり、拝殿に参拝する。疫病から人々を守ると言い伝えられる「アマビエ」の護符を配布(数に限りあり)するほか、同日まで限定の特別朱印(初穂料500円)を頒布する。
 鳥居周辺の舗装を一新した尾崎の赤穂八幡宮(中村良廣宮司)は参拝者の集中を避けようと、境内の露店・夜店は中止。茅の輪の設置期間を6月28日(日)から7月4日(土)まで7日間に拡大する。
 坂越の大避神社は宮司自ら一本一本「祓」の文字を揮毫した恒例の「祓うちわ」(300本限定、初穂料1本400円)を頒布する。「暑気と一緒にウイルスもあおぎ飛ばして」と生浪島堯宮司。塩屋の荒神社(大嶋芬宮司)は6月29日〜7月1日まで茅の輪を設置。御崎の伊和都比売神社(木村公一宮司)は「茅の輪づくりと参拝で密になるといけない」として今年は神事のみ行う。

(大避神社が輪越祭に合わせて頒布する「祓うちわ」)

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