赤穂民報

中学総体 市独自で代替大会(6月27日)

 新型コロナウイルス感染防止の学校休業の影響で中止となった中学校の総合体育大会について、赤穂市中学校体育連盟(会長=入潮賢和・赤穂中校長)は市独自の代替大会を7月に開催することを22日決定した。
 決定によると、大会名は例年と同じ「赤穂市中学校総合体育大会」で7月18日(土)の卓球、サッカーを皮切りに26日(日)の水泳、バレーボールまで市内各会場で陸上、軟式野球、ソフトテニス、剣道の計8競技を実施する。保護者の承諾を得た上で部員個々の出場を校長が許可。例年より練習期間が短いため、1年生については無理をさせないように配慮する。
 会場での観戦については各競技ごとに判断する。市中体連によると、「感染防止対策を徹底した上で観戦を認める競技もあるし、上部団体の方針により屋外種目であっても無観客でしか実施できない競技もある」という。
 活動再開から試合まで最短2か月程度の段階的練習期間を設けるよう上部団体が方針を定めている柔道は同大会への参加は見送り、8月下旬に西播地区の希望校による代替大会を調整中。
 また、自治体内に対戦校がない競技は近隣市町と相互協力して試合機会を設ける。バスケットボールは上郡との市郡交流大会を開催。相生市内に実施校が一校しかない卓球は赤穂の1位校と交流戦を行う。サッカーは赤穂と相生の1位校が上郡との交流試合を予定している。
 いずれも、赤穂市と周辺地域で新型コロナウイルスの感染拡大が確認されていない状況であることが条件。状況が変われば決定が変更される場合もある。
 入潮会長は「生徒たちが部活動の成果を発揮できる場を提供できることは良かった。まだ活動に制約がある中だが、熱中症にも気をつけばがら、目標を持って大会に臨んでほしい」と期待している。

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