赤穂民報

今年の義士祭「例年通りの規模困難」(6月27日)

 今年で117回目を迎える「赤穂義士祭」について、牟礼正稔市長は25日、新型コロナウイルス感染症が完全に収束していないことを踏まえ、「例年通りの規模での開催は難しい」との認識を示した。
 牟礼市長が会長を務める主催団体の赤穂義士祭奉賛会が7月中に大まかな方針を判断する見通しだ。
 定例会一般質問で、瓢敏雄議員の「赤穂シティマラソン、赤穂義士祭等のイベント及び市内の秋祭り等は今年度中止すべき」との質問に答えた。
 牟礼氏は答弁で、義士祭について「伝統ある市内最大のイベントであり、単に中止とした場合、その影響は極めて大きい」とした一方、「集客に伴う感染リスクへの対応を考慮すると、例年通りの規模での開催は難しいと考えられる」と、規模を縮小して開催する方向性に言及。「今後、赤穂義士祭奉賛会などで協議していきたい」とした。
 例年は11月に開催してきたシティマラソンは、来年1月〜3月に延期して市民限定で開催される方針。また、例年10月に開かれているル・ポン国際音楽祭は7月下旬の実行委員会で開催可否を判断する予定となっている。
 牟礼氏は、秋祭りなど市の主催でない行事については、「各主催者で判断されるものではあるが、相談があれば助言や指導等を積極的に行っていきたい」と答弁した。

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