赤穂民報

さくらこども学園でミニ夏まつり(6月28日)

 新田の児童養護施設「さくらこども学園」で音楽演奏や絵本の読み聞かせを月1回行っている児童支援ボランティアグループ「ぶどうの会」が27日、同施設で「わくわく夏まつり」を開催。射的や輪投げなどで遊ぶ子どもたちに笑顔が広がった。
 新型コロナウイルス感染防止で3月以降は活動を休止していたため、4か月ぶりの訪問となった。「密にならずに、子どもたちに、いつも以上に楽しんでほしい」と風通しの良い屋外で縁日風のイベントを設営した。
 金属クリップが付いた画用紙の魚を糸の先の磁石で釣り上げる魚釣りゲーム、会員の特技を活かしたバルーン・アートも。子どもたちは各コーナーを何度も回って楽しい時間を過ごした。
 訪問できなかった4月と5月はメンバーが自撮りした絵本の読み聞かせ映像をDVDにして届けた。5年前から活動を続けている代表の横田有三さん(62)=御崎=は「久しぶりに元気な顔を見ることができて良かった」と、はしゃいでいる子どもたちの姿にうれしそうだった。
 同会は現在13人で活動中。今春から赤穂市ボランティアセンターの登録団体になった。「ぶどうの房のように角がなく、仲良く、丸い心でつながっていこう」という思いが団体名の由来になっている。

(「ぶどうの会」が設営したゲームで遊ぶ子どもたち)

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