赤穂民報

まちの玄関口に「希望のピアノ」(7月7日)

 加里屋のJR播州赤穂駅に7日、誰でも演奏できるストリートピアノが設置された。
 6月に市民から匿名で寄贈されたヤマハ製のアップライトピアノ。気軽に音楽を楽しめ、にぎわいや安らぎのある魅力ある空間を生み出そうと、赤穂市が寄贈者の了承を得て設置した。「未来への活力と希望を与えるように」との思いを込めて、「希望のストリートピアノ」と名付けた。
 設置初日から数人が演奏し、コンコースに音色を響かせた。ショパンとバッハなど数曲を弾いた尾崎の中学3年、立花咲乃さん(15)は「天井に音が反響してホールみたい」。足を止めて耳を傾けた人たちからの拍手に笑顔で応えた。
 駅舎から東横インへつながる連絡通路沿いの空きスペースにあり、利用時間は午前10時〜午後9時。マナーを守って演奏してもらえるよう、利用上の注意事項を掲出し、当面の間は利用者にマスク着用と手指消毒を求める。市は「活力ある創造的なまちの玄関口になれば」と話している。

(JR播州赤穂駅に設置された「希望のストリートピアノ」)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer