赤穂民報
赤穂民報川柳〔第77回〕濱邉稲佐嶽・選(8月8日)
▽秀作
梅雨明けをじっと待ってる庭の石
大田 秀美(御 崎)
【評】今年の梅雨は長かったように思える。待っている様のメタファーが見事。
▽佳作
アルコール無いビールにも慣れた夏
小田 慶喜(明石市)
兆々がコロナの風に乱舞して
中村 孝司(加里屋)
百までも生きるつもりで皮算用
西川 政美(上郡町)
* * *
▽応募要領=雑詠で毎月末に作品受付を締め切り、1か月分から秀作1句と佳作3句を選考します▽応募方法=官製はがきに課題と作品(1回につき1人1句、自作未発表の句に限る)、住所、氏名、電話番号を楷書で明記し、〒678・0239、赤穂市加里屋58の18、赤穂民報社「川柳係」へ郵送してください
▽選者=濱邉稲佐嶽(川柳赤穂吟社講師)
▽入選句発表=本紙ホームページと締切日の翌月中の紙面で発表します。
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