赤穂民報
ホタル飛び交う加里屋川を絵に(9月3日)
ひょうご環境体験館(佐用町光都、大西正則館長)が環境保全をテーマに西播磨地区の教育機関に作品制作を呼び掛けた絵画展が今月から同館で始まった。
「すてきな未来へ〜地球に感謝 みんなでエコ活動〜」と題し、小学校から大学まで10校から寄せられたA0判またはA1判の作品計14点が展示されている。
赤穂小学校は4年生が昨年度の環境学習で加里屋川に幼虫を放流したホタルをテーマにコラージュ画を出品。さなぎになる前の幼虫、おしりを光らせた成虫など一人一匹ずつ描き、川をイメージした背景に貼り付けている。
足の先まで正確に描いたという中濱史笠(しりゅう)君(9)は「ホタルの特徴を思い出しながら描きました」。この夏に放流した場所でホタルを見た境礼未(あやみ)さん(10)は「ホタルが加里屋川にずっといてほしい」と話した。
作品は当面の間、同館の外壁に展示される。赤穂市関係では赤穂高校美術部も出品している。
(ひょうご環境体験館のエコ絵画展)
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