赤穂民報

修学旅行 県内・短縮日程で実施へ(9月29日)

 赤穂市内の小・中学校は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で実施を見送っていた今年度の修学旅行について、中学校は10月中に1泊2日、小学校は11月中に日帰りで行うと28日に保護者へ通知した。
 旅行日数を当初予定から1日ずつ短縮し、目的地を兵庫県内に絞ったほか、「できる限りの感染防止対策をとって実施する」(校長会)としている。
 学校関係者によると、中学校は10月19日から27日にかけての間で淡路または豊岡を1泊2日で訪れる。目的地は学校によって異なり、三木市にある自然型テーマパーク「ネスタリゾート神戸」を旅程に組み込む学校もある。小学校は淡路島を目的地とし、11月第2週または第3週に実施する。
 今年度の修学旅行をめぐっては当初、中学校は5月下旬から6月上旬にかけて沖縄方面を2泊3日で訪れ、小学校は10月に京都・奈良方面へ1泊2日で実施する予定だったが、新型コロナの影響を回避しようと8月下旬から9月上旬にかけての時期に変更。しかし、感染の再拡大がみられたために一旦は中止となった。
 学校側は「修学旅行は児童や生徒にとって一生の思い出となる大切な行事」として代替案を検討。旅行の規模を縮小することに加え、訪問先や宿泊施設の協力で「可能な限り3密を避ける」ことで感染防止に努めるという。
 小・中学校とも「Go Toトラベルキャンペーン」を活用し、旅行代金の35%が割り引かれるほか、旅先での買い物などに使える15%相当の地域共通クーポンが交付される。旅行積立金の余剰分は返金あるいは卒業アルバム代に充当するなどの対応がとられる見通し。
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 中学校の実施日程が「19・20日または26・27日」となっていたのは、正しくは「19日から27日にかけての間」でしたので、記事を修正しました。(2020年9月30日9時18分)

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